遊学館ー金沢東
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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遊学館 | 0 | 2 | 3 | 3 | 1 | 1 | 0 | 10 | ||
金沢東 | 0 | 7 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 9 |
戦評
恒例の金沢東との3年生引退試合。決勝は、遊学館ー金沢東の強豪校同士の戦い。
どちらも厳しい練習を3年間頑張ってきた両校の選手たち、その成果を県立球場で、背番号をつけ、ナイターという最高の舞台で披露します。
天気は雨と辛いコンディションでしたが、予備日の明日も雨予報のため、何としてもやって欲しかった。中止だけは選手達が可哀想と思っていたが、決行したのは良い判断だったと思います。
バックスクリーンには、恒例の各選手から両親への感謝の言葉が。これには毎回感動してしまう。公式戦同様、スタンドからの応援にも熱が入る。
試合は、遊学館が2回表に先制するものの、その裏に金沢東の猛攻で一挙7点を奪われ、金沢東ペースで進むと思われた。
しかし、遊学館も根木の3ランなどで加点し、5点差を逆転。その後も得点を重ねた遊学館が、最後まで粘る金沢東を振り切り、試合終了。7回雨天コールド、遊学館の優勝で幕を閉じた。
この試合、一年生大会で活躍していた架谷、宮野、若宮がスタメンで出場など、豪華なメンバーだなと感じた。特に架谷は、昨秋の県大会で金沢の南からレフトスタンドへ放ったホームランが記憶に残る。
今年の夏の大会が終わるまで、彼らはサポート組としてレギュラーメンバーを支えていくのだが、そんな彼等がサポートにいるのも遊学館の層の厚さともとれる。特に一年生が台頭してきた今年は特に厳しい競争だっただろう。
そんな彼らのためにも県大会を勝って、2年連続の甲子園出場を果たして欲しいし、レギュラーメンバーは気持ちも引き締まったと思う。それは金沢東も同様であり、本当に意義のある試合だった。