2002年7月29日
石川県立野球場
金 沢 600 000 000 = 6 遊学館 054 010 10X = 11 (金)彦田―中谷 (遊)小嶋―堀田 【本塁打】坂下、澤邊、中谷(金) 【三塁打】門前(遊) 【二塁打】能口(金)中山、門前、小嶋、濱村(遊)
決勝戦は壮絶な打ち合いになった。
金沢は初回能口、川畑が連続安打し、坂下の3ランで先行、続く澤邊も本塁打、中谷も2ランを放って、大量6点を奪った。
しかし、ここで終わらないのが遊学館打線。二回、先頭真見が左前打、堀田死球に続いて、小嶋が左中間に2点二塁打、門前の二塁打で3点目、中山の左中間タイムリーで4点目、二死後、行田も左前打して1点差に詰め寄った。
続く三回一死から、堀田四球、小嶋左前打、濱村右前打で満塁、門前が押し出し四球を選んで同点、続く中山が走者一掃の右越え二塁打を放って、序盤で試合をひっくり返した。この後、五回に濱村の二塁打と門前の三塁打で加点、七回に中山の左前打でダメ押し点を挙げた。
創部二年目で夏の甲子園出場を決めたのは戦後最速。過去に第61回大会の明野(茨城)、第62回大会の江戸川学園(同)で創部三年目の例がある。
一二年生軍団がまたしても歴史をつくった。