第130回 北信越高校野球石川県大会の組み合わせ抽選が行われました。49チームが北信越大会出場をかけて、4月19日から9日間にわたって熱戦を繰り広げる。決勝は5月11日午前10時から県立球場で行われる。優勝、準優勝の2校は、6月7日〜10日に富山県で開催される北信越大会に出場する。
シード校は、昨秋の県大会優勝の津幡、準優勝の県工をはじめ、ベスト4の小松大谷、遊学館、ベスト8の星稜、羽咋、金市工、二水の8校で、2回戦からの登場。遊学館は、26日の県立球場第三試合で羽咋工との対戦する。
好投手宮前の活躍で昨秋優勝した津幡のブロックは、最激戦ブロックとなり混戦が予想される。エース岩下や相原、谷川、梁瀬ら好打者を擁する星稜をはじめ、4月から川場監督(元金沢商)が指揮を執る金沢西、OBの井村監督(元金沢西)を迎えた桜丘、小松、金沢商など強豪が集まる。
昨秋3位の小松大谷は、遊学館、星稜、金沢と私学3強を倒しており、実力は本物。山下、木村の両左腕の出来次第では優勝も狙える。順当にいけば3回戦で早くも金沢と対戦する。金沢は元阪神の中林氏をコーチとして迎えて巻き返しを狙う。元阪神の田村勤氏が非常勤コーチを勤める尾山台や昨秋ベスト8の金市工も注目。
中邨、野崎の二枚看板で昨秋準優勝の県工のブロックには、元西武の金森氏が監督に就任して注目される金沢学院東や、シードの二水、航空石川が入った。遊学館のブロックは、好投手近藤擁する羽咋、浅井監督が就任して3年目になる鵬学園が注目。
遊学館は、昨秋の準決勝で津幡、3位決定戦で小松大谷に連続完封負けを喫しており、冬場にどこまで打撃が向上しているかが見所。河合、廣橋、高本、飯田らが打の中心となってチームを引っ張ってほしい。昨春は一年生だった廣橋が打ちまくったが、今年も一年生から活躍する選手が出てきてくれる事を期待。
投手陣では、松田、河合、牧井、本定らがどこまで成長しているか。また、怪我で投げられなかった小孫も投手として出てくると面白い。