遊学館 対 鵬学園
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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鵬学園 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
遊学館 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 4 |
- (鵬)野﨑ー道辻
- (遊)福田、架谷ー苅安
◆第145回北信越高校野球石川県大会 ▽第3代表決定戦 遊学館4―1鵬学園(27日・県立) 遊学館は鵬学園を4ー1で破り、残り1枠の北信越大会の切符を手に入れた。
遊学館は二回2死一、二塁から中村の中前打で先制。続く苅安、倉知の適時打でこの回一挙3点。三回は2死二、三塁から主将荻野の左前で1点を加えた。投げては先発の福田が直球で押す投球で6回2/3を4安打1失点(自責0)と好投。七回は安打と四球で招いた1死一、二塁から内野の悪送球で失点したところで架谷にスイッチ。架谷はこのピンチを三振で切り抜けると、八回九回も三人で打ち取り4ー1で逃げ切り、新生中川遊学館は3年ぶりの北信越大会出場を決めた。
今夏メンバー入りしたのは山本選手のみ。新チームは、ほぼ公式戦未経験の選手たちだったが、一戦ごとに力をつけ日替わりヒーローを出しながら、見事に県代表を勝ち取った。新チームは仲が良く雰囲気が良いと荻野キャプテン。野球を楽しむ事を重視している指揮官の采配にしっかりと応えて結果を出した。
来春の甲子園をかけた北信越大会は、10月16日から長野で開催され、星稜と小松大谷、それに遊学館の3校が出場する。第三代表で出場する北信越大会は失うものは何もない。センバツは創部以来一度(2003年)しか出場していないので、なりふり構わず決勝まで勝ち進み出場を決めたい。
◆中川監督の談話
今日は代表決定のために戦うのではなく、選抜出場のために戦うことを目標にし、選手は期待にこたえてくれた。なかでも福田が期待以上に頑張ってくれて、北信越も楽しみになってきた。
今大会を通じて、1試合、1試合選手全員成長してくれた。県3位での出場だが、選抜出場目指して頑張りたい。
◆貴重な追加点のタイムリーを打った荻野主将
大会を通じてバッティングの状態が上がってきた。北信越に向けて苦しい場面でもポジティブに最後まで粘り強く食らいついて戦い、優勝して甲子園に出場したい。
◆先発で好投した福田投手
準決勝星稜戦の借りを返す気持ちで投げた。後ろに架谷がいるので初回からとばしていった。今日は苅安のリードを信じて投げた。北信越では優勝してセンバツ出場を決めたい。
◆本日のスターティングメンバー
1二 倉知①
2中 中川豪②
3右 山本②
4一 中川雄②
5左 木下②
6投 福田②
7三 荻野②
8遊 中村②
9捕 苅安①