遊学館ー金沢商
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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金沢商 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
遊学館 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
- (金)岩井-小松
- (遊)黒萩、平井翔ー小林
- 【本塁打】高井(金)
- 【三塁打】岩井(金)水上、小林(遊)
- 【二塁打】飯山、小松、岩井(金)谷口(遊)
【金沢商】
打安点振球犠盗失残
⑧ 飯 山 4101-----
④ 大 森 4001----1
⑦ 川 辺 4102-----
③ 高 井 3111-1---
① 岩 井 4211----1
⑥ 木 井 31021---2
⑤ 林 410-----1
⑨ 平 井 2001-----
H9田 中 2001-----
② 小 松 3101----1
計 33821111006
投 手 回 数打安振球責
岩 井 9 118367730
【遊学館】
打安点振球犠盗失残
⑥ 谷 口 4201----1
③ 太 田 3001-----
1 平井翔 100------
⑤ 大 瀧 30011---1
② 小 林 420-----2
④ 水 上 310-1---2
⑦ 谷 西 1001-----
7 山 岸 100------
H7増 田 200------
⑨ 尾 仲 4201----2
①3黒 萩 200-11--1
⑧ 平井健 1001-1---
H8福 田 2001-----
計 3170732019
投 手 回 数打安振球責
黒 萩 6 80236712
平井翔 3 50122400
戦評
遊学先発は黒萩。久しぶりの登板ながらまずまずの立ち上がり。
遊学館は初回、谷口ツーベース後、太田の送りバントはキャッチャー前ゴロ。セカンドランナー谷口は打球が小フライに見えてスタートをきれず失敗。大滝ファーボールで続くも期待の小林はセカンドゴロ。水上もライトフライに倒れ無得点。チェンジの際、守備に向かう谷口は監督になぜ進塁しなかったかと怒られてた感じ。
二回もワンアウトから送って2・3塁のチャンスに谷口は岩井の変化球にタイミングが合わず当てただけのピッチャーゴロ無得点。先制のチャンスを逃し流れは金沢商ペースに。
金沢商は4回岩井のタイムリーで先制。(レフト山岸の前でイレギュラーで後逸。記録はスリーベース、不運)
さらに6回四番高井の二試合連続レフト場外へのホームラン(おかわり君ばり)でリードを奪う。
遊学館は、谷口の二塁打、水上小林の三塁打と長打もあったものの後が続かなった。
金沢商は強力打線が売りだと思っていたが、内外野の守備も良くノーエラー。逆に後半追い上げなきゃいけない時に、点にはならなかったが守りの要でもある谷口がエラーと流れを掴み損ねた。追い上げる気配もなくそのまま試合終了となってしまった。敵ながらあっぱれな試合運びだった。
金沢商の岩井は、左バッターの外に逃げるキレの良いスライダーで、7安打3四球7奪三振。連打を許さず完封。遊学館打線はこの手の左腕に弱い。
初戦の錦丘戦もコールド勝ちはしたものの、サウスポーの高田に7イニングで5三振を喫しており、同じように左打者のアウトコースへの変化球に空を切る場面が多かった。今年のチームはボールの見極めがまだまだな気がする。今日の岩井のピッチングは錦丘戦をヒントにもらった攻めに感じた。
三回戦まさかの完封負けでセンバツは逃したが、これを糧に夏には期待したい。
金沢商、桜丘、金沢西に私立の星稜、金沢、東、航空とまさに群雄割拠の石川県。谷口、小林のラストイヤーとなる遊学館の夏に巻き返しを期待したい。
遊学館の完封負け
2002年 北信越(春季) 遊学館0−3足羽
2003年 甲子園(春季) 遊学館0−6広陵(西村投手)
2004年 甲子園(夏) 遊学館0−4東北(ダルビッシュ投手)
2009年 北信越(春季) 遊学館0−1佐久長聖
遊学館が公立高校に負けた相手
金沢商業2回、寺井2回、野々市明倫1回、小松工業1回、小松市立1回、金沢西1回
筆者調べ