遊学館ー金沢
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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金沢 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 8 |
遊学館 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 2 | 5 |
- (金)釜田ー丹保
- (遊)土倉、黒萩ー小林
- 【本塁打】山中(遊)
- 【二塁打】釜田、櫻吉、宮下(金)
金 沢 打安点振球犠盗失残
④ 櫻 吉 321−111−−
⑨ 宮 下 211112−−1
⑧ 中 村 510−−−−−−
① 釜 田 421−−1−−1
③ 石 田 531−−−−−1
⑦ 越 田 300211−−1
⑤ 魚 野 433−1−−−3
⑥ 田 代 300−11−−2
② 丹 保 510−−−−−1
計 341373561210
投 手 回 数打安振球責
釜 田 9 15139131214
遊学館 打安点振球犠盗失残
② 小 林 5311−−−−3
④ 山 本 431−−1−−2
⑥ 谷 口 5103−−−−−
⑨ 山 中 31211−−−1
⑦ 長田悠 4002−−−−−
7 四十洲 000−−−−−−
⑤ 大 瀧 4101−−−−−
③ 水 上 420−−−−−1
⑧ 近 藤 110−−−−−−
1 黒 萩 3002−−−−−
①8土 倉 3101−−−−−
8 平 井 000−−−−−−
H 北 口 1001−−−−−
計 371341211037
投 手 回 数打安振球責
土 倉 31/3 79196023
黒 萩 52/3 86267334
戦評
秋の北信越王者と春の北信越王者の対決となった石川大会の決勝戦。
両チームの対決は昨年の夏が終わってからは1勝1敗1分のガップリ四つ。
どっちが強いか決着をつけるのに、夏の甲子園を賭けた最高の舞台での先発は、遊学のエース土倉、金沢は超高校級の釜田で幕が開けた。
先攻の金沢は初回、先頭の櫻吉が制球の定まらない土倉から四球を選び、二番宮下の送りバントを土倉が二塁へ悪送球で無死一塁三塁。まだ始まったばかりでこのプレーはない。浮き足たってた土倉。しかし三番好打者の中村をショートゴロでダブルプレー、その間に三塁走者が還り、金沢が1点先制。
金沢釜田の立ち上がりは、先頭小林にヒットを打たれたがキッチリ抑えまずまず。ストレートは148キロを記録。
三回の金沢の攻撃は打つべく人が打ち、3点追加(金4-0遊)。
遊学館は、三回四回とダブルプレーとなり初回を除き、五回まで三者凡退とまったく流れに乗れなかった。何度も流れは傾いたが、金沢はその流れを渡さないという感じがした。
六回にはようやく釜田から三連打で1点を取るのがやっと(金4-1遊)。
八回にも金沢は四球で出したランナーを送り、トップの二人の連打で二点追加。その裏、遊学四番山中が待望の一発(ツーラン)で一矢報いた(金6-3)。
流れはこっちに来たかと思われたが九回金沢は石田、魚野のタイムリーでまた二点突き放し流れを渡さない。金沢はほんと強いと感じた(金8-3)。
遊学最後の攻撃は、二人出ればトップのこの日二安打の小林に回る。それを見ている側の期待に応えてくれ、盛り上げてくれた。
大瀧、水上の連打のあと、黒萩、代打北口は連続三振で二死となるが小林に回ってきた。期待通り、小林は気迫のセカンド強襲ヒット、続く山本もレフト前ヒットで二点奪い返した。ここで回ってきたのが谷口。釜田から2三振だったが前の回でセンター前を打ってる。期待大。しかも谷口が出ればこれも前打席にホームランを打っている山中…逆転サヨナラもあるのではないか…ファールで粘る谷口…大事なところでやらかしてきた釜田…最後はインコースにズバッと147キロのストレートで谷口見送りの三振でゲームセット。
最後の最後まで意地を見せてくれた遊学ナインには感謝です。お疲れ様でした。ありがとう。感動した。
土倉の先発、最後に回ってきた谷口が三振となりゃ負けても…そりゃくやしいが納得がいく。
これで、春夏連続出場となる金沢ナインもお疲れ様でした、そしておめでとうございます。この夏は甲子園で暴れてきてください。