ベスト8決定
第94回 全国高校野球選手権石川大会はベスト8が決まりました。
24日(火)・25日(水)に石川県立野球場で準々決勝4試合が行われます。
トーナメント表はこちら
準々決勝の組み合わせ
24日の試合
- 星稜ー小松明峰 10:00
- 輪島ー小松 12:30
25日の試合
- 遊学館ー金沢 10:00
- 鹿西ー金沢東 12:30
第二シードの金沢商が初戦敗退した以外は、シード校が順当に勝ち上がってきた。
遊学館の準々決勝の相手は、金沢高校。昨夏の決勝戦のカードが早くも実現する。昨夏は釜田投手を中心とする金沢に5−8と敗退。今年の春の県大会では、準々決勝で激突し、遊学館が3-0で勝っている。(平井翔が4安打完封)
金沢は、昨夏に比べると打線が弱い印象を受けるが、1番の中村はここまで打率.636、2番の坂下も.545と好調。4番を打つ鉾田が12打数2安打と調子はいまひとつか。1・2番の出塁を抑える事ができるかがポイント。
投手は、1年生大会優勝投手の南が15回を投げて無失点と好調、エースナンバーをつける吉田優も1試合を投げて1失点と素晴らしい投球内容。2枚看板と無失策の守備陣で相手に得点を許さない。
遊学館は、打の中心である谷口・北口の調子が上がっていない。一方、一人気を吐くのはキャプテンの小林。寺井戦では、高校通算50号となる値千金の一発。北陸学院戦では、ワンチャンスに逆転タイムリーを放っている。
尾仲・黒萩・大瀧も打っているが、全体的に打線のつながりがなく、投手陣頼みの試合展開が予想される。
ここまで苦しい2試合を勝ち抜いてきた遊学館。打線の奮起を期待するが、それ以上に金沢戦は気持ちのぶつかり合いになる。絶対に負けないという気持ちでぶつかっていってほしい。
【ここまでの成績】
●金沢(3試合)
- 一回戦 8−0 金沢西 ※7回コールド
- 二回戦 6−2 羽咋工
- 三回戦 6−0 小松市立
- チーム打率:.269
- 本塁打:0
- 三塁打:5
- 二塁打:4
- 打点:15
- 犠打:11
- 三振:11
- 盗塁:4
- 失策:0
投手 投球回 数 打 安 振 球 責 防御率 南 15 192 51 7 7 4 0 0.00 吉田優 9 133 37 9 9 0 1 1.00 石川 1 21 5 3 0 0 0 0.00
●遊学館(2試合)
- 二回戦 4−3 寺井
- 三回戦 3−1 北陸学院
- チーム打率:.242
- 本塁打:2
- 三塁打:0
- 二塁打:4
- 打点:7
- 犠打:5
- 三振:10
- 盗塁:2
- 失策:0
投手 投球回 数 打 安 振 球 責 防御率 黒萩 10 1/3 132 42 9 8 2 3 2.61 平井翔 7 2/3 78 26 3 8 1 1 1.17