いよいよ決勝まできました。
相手は宿敵金沢高校。なんだかんだと、第1シードと第2シードが順当に勝ち上がっての決勝戦です。
やはり、釜田は偉大な投手です。
これまでの両校の公式戦での対戦成績は、遊学館の11勝8敗1分(一年生大会含む)。
夏の決勝に関して言えば、3勝3敗のまったくの互角です。
夏の決勝
2002年 遊学館 ○11−6 金沢
2003年 遊学館 ● 1−5 金沢
2004年 遊学館 ○10−0 金沢
2005年 遊学館 ○ 4−0 金沢
2006年 遊学館 ● 3−7 金沢
2008年 遊学館 ●9−10 金沢
今年のチームも昨秋は、金沢が勝ち、春は引き分けを挟んで、遊学館が勝って、1勝1敗1分と互角です。
2010年秋 遊学館 ●1−2 金沢
2011年春 遊学館 △3−3 金沢
2011年春 遊学館 ○6−5 金沢
釜田からはあまり点をとれていない遊学館、明日こそは打ち崩して欲しい。
【ここまでの成績】
■遊学館 (打者) 打 安 点 振 球 犠 盗 失 残 打率 109 46 36 12 20 9 3 0 30 .422 (投手) 回 数 打 安 振 球 責 防御率 山中 18 230 65 9 17 2 2 1.00 黒萩 6 86 24 4 6 3 1 1.50 平井翔 1 9 3 0 0 0 0 0.00 土倉 1 14 4 1 1 0 0 0.00 26 339 96 14 24 5 3 1.04 ■金沢 (打者) 打 安 点 振 球 犠 盗 失 残 打率 118 38 21 9 19 10 2 0 27 .322 (投手) 回 数 打 安 振 球 責 防御率 釜田 32 2/3 428 118 15 29 6 4 1.1 平田 1 1/3 15 6 2 1 0 0 0 34 443 124 17 30 6 4 1.1
打線は遊学館が振れている。
谷口(.563)・小林(.692)・山中(.467)・山本(.500)・長田悠(.375)の主力がいずれも当たっており、頼もしい。一年生の今村(.455)・水上(.571)も好調をキープ。
金沢は、櫻吉(.500)が出塁して、チャンスに強い中村(.385)、長打力ある釜田(.500)で返すパターン。ロングヒッターの石田(.276)が準決勝でホームランを打っており、石田に当たりが出てきた時の金沢打線は脅威である。
防御率は互角だが、金沢は釜田がほとんど一人で投げてきており、エースの貫禄を見せている。
遊学館は、山中がほとんど投げてきた。金沢と対戦していないので、明日も先発の可能性がある。土倉が1イニングしか投げていないのが、不安材料。土倉は金沢打線には相性が良いので、明日はぜひとも先発して欲しい。(星稜は西川を先発させずに敗れた)釜田相手に先制されると苦しい展開になる。
当然、遊学館打線対釜田になるだろう。釜田の立ち上がりと、終盤につけ込み勝機を見いだせるか。
いずれにせよ大量点は望めないので、投手戦で勝つぐらいの気持ちでいかないと厳しそう。