◆遊学館−金沢
2011年5月8日 石川県立野球場
▽決勝
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 金沢 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 
| 遊学館 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金沢 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 
| 遊学館 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 
- =延長15回引き分け再試合=
 - (金)釜田、平田ー丹保
 - (遊)黒萩、福田、山中、土倉ー田中
 - 【本塁打】釜田(金)小林(遊)
 - 【二塁打】釜田、中村、櫻吉(金)山本(遊)
 
石川県の決勝では、史上初の引き分け再試合
昨秋の決勝と同じ顔合わせとなった決勝戦。
遊学館はまずプロ注目の金沢のエース釜田の立ち上がりを攻めた。無死満塁から4番・山中の内野ゴロの間に谷口が返り先制。続く釜田との相性がいい(秋は釜田から3安打)この日5番に入った長田悠のライト前ヒットで2点目。黒萩のダブルプレーで攻撃終了したが序盤のペースを握る。
4回、金沢得意のスクイズで1点返され、6回には釜田のホームランと9番・田代のタイムリーで金沢が逆転。
遊学館は釜田の前に4回からノーヒットに抑えられ、金沢1点のリードで最終回。この回は先頭の小林から。小林はここまで1安打だが前打席のセンターフライも会心の当たりをみせていた。そして釜田の高めのストレートを振りぬきライトポールを巻く高い弾道の同点ホームラン。ベンチに戻ってきた小林は吼えた。小林は好投手には相性がいいようだ。8回から遊学館は、エース・土倉投入でヒットは許すものの要所をしめ、延長に入りペースは遊学館。遊学館は11回、12回ともにツーアウトから満塁の形まで持っていくがあと一本が出なかった。
釜田は過去3度のサヨナラ負けの経験から気合のこもった投球でこのピンチを乗り切り、今までとは違う成長の証を見せた。13回を投げきり13奪三振。
15回に入り、金沢は先頭の櫻吉がツーベースでチャンスを迎えるも、送りバント失敗とライト山中の好返球でピンチを脱した。遊学館最後の攻撃は三者三振で試合両者引き分けで再試合。
【金 沢】
      打安点振球犠盗失残
4 櫻 吉 62022−−−3
5 吉 田 500−12−−1
8 中 村 730−1−−−4
3 石 田 810−−−−−1
1 釜 田 62311−−−1
1 平 田 000−−−−−−
2 丹 保 410−21−−1
9 宮 下 521−−2−−2
7 中 野 31021−−−2
7 坂 下 330−−−−−3
6 田 代 7111−−1−1
   計  541636851119
投 手 回   数打安振球責 
釜 田 13   1845261363
平 田 2   2360300
【遊学館】
      打安点振球犠盗失残
6  谷 口 51022−−−2
5  大 瀧 5101−2−−1
32 小 林 62111−1−3
919山 中 50132−−−2
7  長田悠 411−11−−1
13 黒 萩 6002−−−−−
2  田 中 1001−−−−−
1  福 田 1001−−−−−
9  北 口 000−−−−−−
H  水 上 100−−−−−−
1  土 倉 000−−−−−−
8  青 木 1001−−−−−
8  平 井 500−−−−−−
4  光 山 1001−−−−−
4  山 本 5102−−−−1
   計  496316631110
投 手 回   数打安振球責 
黒 萩  21/3   40113110
福 田  22/3   47133033
山 中  2     31101130
土 倉  8     113339410