遊学館 対 上田西
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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上田西 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
遊学館 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1x | 5x |
- (上)権田、服部、滝沢ー岩下
- (遊)村松杏、吉田ー苅安
- 【本塁打】黒岩(上)
- 【三塁打】倉知(遊)
- 【二塁打】田島、黒岩(上)松岡、村松杏(遊)
◆第148回北信越地区高校野球大会▼一回戦 遊学館5Xー4上田西 (3日・市民)
遊学館(石川3位)がサヨナラ勝ちで上田西(長野1位)との接戦を制し、準決勝に進んだ。
上田西は初回、一番の黒岩が初球の甘く入った変化球をフルスイング。打球はぐんぐん伸び、広い市民球場のレフトスタンドへの先頭打者本塁打で1点を先制。さらに無死満塁から野選で2点目を加えた。立ち上がりに課題がある村松。この場面ややもするとビッグイニングになりそうだったが最少失点に切り抜けることができたのが大きかった。
2点を先制された遊学館はその裏、2死満塁から松岡来のラッキーなポテンヒットですかさず同点とする。3回、4回にも上田西に1点ずつを許し、2点を追う遊学館は4回に村松のレフト頭上を襲った打球が風にも乗り適時二塁打、5回には四番吉本の痛烈な投手直撃の適時内野安打で同点とした。
4ー4で迎えた最終回、1死一三塁と一打サヨナラの好機を作ると、またも吉本が前進守備の三遊間をしぶとく破る適時打で試合を決めた。上田西は6回からリリーフ登板した遊学館の1年生左腕吉田から好機を作るもあと1本が出ず得点できなかった。準決勝は6月4日県立で航空石川と対戦する。
ムードメーカーの吉本の活躍(2本のタイムリーに1盗塁)。遊学館に勢いがついた。
▼中川監督の談話
(先発のエース村松に対して)
夏に向けて、先週の練習試合で強豪の県立岐阜商業、智辯学園に連投を経験させ、今大会は身体的にキツイ状態でしたが、上田西打線に対して、苦しみながらも5イニング投げきれたのは合格点です。
(1年生の吉田投手に対して)
吉田は初登板でしたが、落ち着いて苅安のリードを信じて投げ抜いてくれました。100点満点です。
(明日の準決勝に向けて)
吉田以外の投手陣が吉田に負けないピッチングをしてくれることを期待します。
智辯学園には接戦で負けましたが、県立岐阜商業には今日打てなかった松村、野坂が結果を出して大勝(8対1)してきました。
明日はこの2人の活躍にも期待します。