遊学館 対 星稜
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
遊学館 | 0 | 0 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 10 |
星稜 | 0 | 3 | 2 | 4 | 0 | 4 | 0 | 0 | X | 13 |
- (遊)野坂、倉田、村松杏、山崎、中ー苅安
- (星)武内、玉村、武内ー近藤
- 【本塁打】松村(遊)武内、萩(星)
- 【三塁打】倉知(遊)近藤(星)
- 【二塁打】苅安(遊)武内、専徒(星)
◆第148回 北信越高校野球石川県大会 ▽準決勝 遊学館10-13星稜(5日・県立)
両チーム合計32安打が出る乱打戦を星稜が制し決勝進出を決めた。
遊学館は初回、星稜先発武内の立ち上がりを攻め2死満塁とするも無得点。今大会野坂の打撃の調子が上がってこないのが気になるところ。
一方遊学館先発の野坂は初回を3人で抑えるも、二回にこの試合5打点を挙げた武内のツーランなどで3点を先制され、苦しいゲーム展開に。しかし三回吉本、苅安の連続タイムリーで一挙4得点し逆転に成功。一気に試合は盛り上がったが、その裏星稜はリリーフ登板した村松杏から武内がセンターオーバーの2点タイムリーを放ち再び勝ち越す。四回遊学館は、武内をリリーフした玉村から倉知、松村のタイムリーで再び逆転するも、その裏またも星稜に試合をひっくり返される。6点を追う八回、遊学館はキャプテン松村のスリーランで3点差に追い上げるもここまで。再登板した星稜エース武内を相手にあと一本が出なかった。遊学館は相手を上回る17安打を放つも準決勝敗退。これで星稜戦は2012年夏の決勝で勝利して以来、12連敗となった。(コロナ禍の2021年不戦勝除く)
▼中川監督の談話
本日、地震で被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
試合については、再逆転した矢先に大地震で中断。回が変わって相手の先頭打者の時の余震でまたも中断。選手達の集中力が一気に切れてしまったところを立て直すことが出来なかった。私の反省点です。
あとはエースの差。どちらも本調子ではない中、武内君は打撃で貢献。村松も武内君と同じように再登板のため野手に置いてみたが、打席でもレフトの守備でも、集中力を取り戻せなかったので交代させた。夏に向けて大きな課題だ。しかし、今日はこれまで湿っていた打線が壮絶な打ち合いを出来たことが大収穫。
しかも、武内君のボールは県内でも群を抜くスピードで全国でも上位。その球にも力負けせずに打ち返せたのは自信になった。
この冬、武内君対策をしてきた成果が出たことには満足している。北信越本大会でも、夏に向けて新たな課題をみつけ、改善し、大きく成長して、夏につなげたい。