◇1回戦 ◇金沢市民野球場 ◇2001年4月21日
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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遊学館 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 7 | ||
富来 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
- 7回コールド
- (遊)小嶋、山端ー堀田
- (富)堀、土田ー坂元
- 【三塁打】大瀬、山端、門前(遊)
今季から県高野連に加盟した遊学館の初めての公式戦。メンバーは全員が一年生で注目を集めた。
遊学館は、初回一死満塁で5番・大瀬が走者一掃の左中間三塁打を放ち一挙3点を先制すると、その後も着実に加点し、7回コールドで圧巻の勝利。
投手陣も小嶋、山端の継投が被安打わずか3、10奪三振の完封リレーで快勝した。
試合後、ナインは礼を終えると笑顔で肩を抱き合った。控室では、まるで優勝したような喜びよう。
公式戦初出場だけに、「プレイボールの声がかかるとみんなかちかちでした」(作田主将)というほど緊張した。だが、初回に3点も奪えたことで、スムーズに波に乗れたという。
本格的な練習は直前一か月だけ。山本監督は「選手がよくここまでやってくれた。信じられない」という。監督は五十歳を目前に控え、長年かかわってきた軟式野球から転身した。それだけに、星稜中時代に全国優勝しても泣いたことがないという山本監督がこの日、控室で涙をあふれさせていた。
打安点振球犠盗失残併
遊学館 27976822190
富 来 233010303050