遊学館 対 大聖寺
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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大聖寺 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
遊学館 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | X | 6 |
- (大)川端、中谷―岡田
- (遊)吉田、辻本、中野―泉谷、藤田
- 【三塁打】大塚(遊)
- 【二塁打】喜多、泉谷(遊)
◆第149回 北信越高校野球石川県大会 ▽2回戦 遊学館6ー0大聖寺(11日・県立)
昨秋の初戦と同じ顔合わせとなったゲームは遊学館が6ー0で大聖寺を破り初戦を突破した。
遊学館は初回、先頭の佐藤、大塚、野坂の三連打で鮮やかに2点を先制。四回は暴投で1点を追加、五回は野坂の三盗が暴投を誘い追加点を挙げた。7回には代打松岡来の2点適時打で試合を決めた。 投げては1年生サウスポーの吉田が快投。変化球をコーナーに投込み7イニングを17奪三振と三振の山を築いた。唯一のピンチであった6回無死二三塁の場面では、9番からを圧巻の三者連続三振。ギヤを一段上げたクレバーなピッチングで得点を許さなかった。
これだけ三振を奪える投手は、同野球部の一期生で、のちに大阪ガスから阪神へプロ入りした小嶋投手を彷彿させる。この日のマックスは127㌔。今後もしなやかな腕の振りからの投球に期待したい。
次戦の3回戦は9月18日県立の第一試合で金市工と小松の勝者と対戦する。
▼中川監督の談話
新チームの初戦とは思えない良いゲームだった。攻撃では先制、中押し、ダメ押し。守備では初回、挟殺プレーで2人の走者を意図的にアウトにし、投手陣も一年生3人のリレーで9回無失点。なかでも吉田は7イニング17奪三振。この1ヶ月の練習試合からは考えられない結果となった。このチームは本番にものすごく強いチームなのかもしれない。しかし、夏優勝した星稜高校の試合を観戦したが、選手個々の能力は今夏のチームよりさらに差があると感じた。この差をチーム全員の力で勝ちきれるよう、これからの練習や公式戦で成長していきたい。
▼スタメン
4佐藤①
5大塚
6野坂
3山田①
2泉谷
9塚本
7大屋
1吉田①
8喜多