第128回 北信越大会は、遊学館が2年ぶり4度目の優勝で幕を閉じました。県大会から好調だった打線が本大会でも爆発し、強打の遊学館復活を十分にアピールできた大会でした。特に一年生三人(廣橋・高本・本定)の活躍が素晴らしく、夏の大会のレギュラー争いもさらに熾烈になりそうです。
また、準決勝ではセンバツベスト4の敦賀気比と対戦、岸本、三染の全国クラスの投手を攻略して打ち勝ったゲームは大きな自信に繋がると思います。しかし、エース大崎が怪我のため今大会は1イニングしか投げられなかったのが残念。投手では松田は一本立ち出来た感があり、一年生の本定もある程度のイニングは任せられそうです。あとは大崎が万全の状態で夏に復活することを祈っております。
遊学館は、春の北信越を過去に二度制しています(2008年・2011年)が、その年の夏の大会ではいずれも準優勝に終わっています。
特に2011年の決勝は、波多野・田村といった好投手を擁する優勝候補の日本文理に勝ったのが、今年と似たケースなだけに不安もよぎりますが、今年こそはそのジンクスを打ち破り、この勢いで夏の大会も制して欲しいと思います。
夏の県大会まであと一ヶ月ほどしかありませんが、二連覇に向けて頑張って欲しいです。
北信越大会の成績
一回戦 10 − 1 富山商 ※7回コールド
準々決勝 8 − 1 村上桜ヶ丘 ※7回コールド
準決勝 9 − 5 敦賀気比
決勝 5 − 3 富山第一
チーム打率:.411
チーム防御率:2.53
本塁打:0
三塁打:3
二塁打:4
打点:31(1試合平均7.75)
犠打:6(1試合平均1.5)
三振:20(1試合平均5)
盗塁:5(1試合平均1.25)※すべて藤口
失策:3(1試合平均0.75)
◆主な打者成績
打数 | 安打 | 打点 | 打率 | 長打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
谷西 | 6 | 4 | 2 | .667 | .833 | .667 |
廣橋 | 12 | 6 | 6 | .500 | .833 | .600 |
藤口 | 13 | 6 | 2 | .462 | .462 | .500 |
今村 | 11 | 5 | 1 | .455 | .455 | .538 |
大日向 | 16 | 7 | 5 | .438 | .563 | .471 |
太田 | 10 | 4 | 1 | .400 | .400 | .455 |
北村 | 5 | 2 | 1 | .400 | .400 | .500 |
水上 | 13 | 5 | 3 | .385 | .538 | .529 |
北口 | 16 | 6 | 5 | .375 | .375 | .444 |
高本 | 11 | 4 | 0 | .364 | .364 | .417 |
◆主な投手成績
投球回 | 打者 | 被安打 | 奪三振 | 四死球 | 自責点 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
松田 | 14 1/3 | 55 | 13 | 8 | 4 | 2 | 1.26 |
本定 | 9 | 36 | 10 | 4 | 3 | 2 | 2.00 |
谷西 | 6 1/3 | 27 | 8 | 0 | 1 | 4 | 5.69 |
強打復活は嬉しい限り。
選手のコメ拾うと、このマシーン導入が絶大な効果をもたらしたみたいで。