ベスト16決定
第94回 全国高校野球選手権石川大会は早くも残り16校となりました。
ベスト8をかけた戦いは、21日(土)22日(日)に行われます。
21日の試合
- 星稜ー桜丘(県立)
- 小松ー小松工(県立)
- 小松明峰ー七尾東雲(弁慶)
- 輪島ー泉丘(弁慶)
22日の試合
- 遊学館ー北陸学院(県立)
- 七尾ー金沢東(県立)
- 小松市立ー金沢(弁慶)
- 鹿西ー鵬学園(弁慶)
- チーム打率:.299
- 二塁打:4
- 打点:11
- 犠打:6
- 三振:17
- 盗塁:0
春準優勝、好投手岩井を擁する金沢商が初戦で敗退してしまったが、その他の有力校は大きな波乱もなく順当に勝ち進んできた。
鹿西や輪島の好投手の活躍、初戦で優勝候補の金沢商を敗った小松工、毎年夏は強い小松と泉丘などが勝ち進み、金沢勢7校、小松勢4校、能登勢5校が残った。
三回戦屈指の好カードは、春優勝の星稜と2試合コールド勝ちの桜丘の対戦。
星稜は、エース森山の春からの不調がまだ続いており、初戦の金市工戦も2回を投げて6四死球と乱れて降板した。森山が復調すれば、最も甲子園に近い存在か。
一方、桜丘の好投手北濱は14イニングで失点1。打線も2試合で26安打18点と好調。左打者が6〜7人並ぶ迫力の打線と星稜の森山・畑中の両左腕との対決は見物。
遊学館の三回戦の相手は北陸学院。初戦で小松大谷、二回戦で大聖寺を敗っての三回戦進出。
北陸学院は、投手がしっかり抑えて、チャンスに得点するゲーム展開。
打線は2試合で20安打14得点とまずまずだが、三振も17個あり穴が目立つ。盗塁も0と攻撃の幅も少ない。
投手陣は、竹村勇と川井が継投するパターンで自責点は竹村の1点のみだが、竹村が10回を投げて四死球10というのが不安要素になりそう。三振も2人合わせて2つしかとっておらず、大降りしなければ打てないピッチャーではない。
遊学館は、1試合しかしていないが、寺井戦は7安打4点と抑え込まれ、打線は調子が良いとは言えない。良かった所は、大瀧の3安打と尾仲・小林のホームランくらい。谷口・北口がノーヒットでは得点も半減してしまう。
投手陣は、黒萩・平井ともにまずまずのピッチングをしている。打線が当たっていないだけに、次のゲームも最小失点に抑える事が必須。
【ここまでの成績】
●北陸学院(2試合)
投手 投球回 自責点 防御率 被安打 与四死球 奪三振 竹村勇 10 1 0.9 7 10 1 川井 8 0 0.5 6 1 1
●遊学館(1試合)
- チーム打率:.226
- 本塁打:2
- 打点:4
- 犠打:3
- 三振:8
- 盗塁:0
投手 投球回 自責点 防御率 被安打 与四死球 奪三振 黒萩 51/3 2 3.38 6 1 3 平井翔 32/3 1 2.46 1 0 5