この夏は世界中に影響をもたらしたコロナ禍で、春のセンバツに続き夏の甲子園も中止になり、各県独自の地方大会が開催される運びとなった。石川大会は昨秋の大会でベスト8以外の高校は予選を戦い、県大会26チームでトーナメントを行い、石川県ナンバーワンを決める独自大会が開催される。
地区予選は7月11~19日の4日間にわたり、金沢、能登、加賀の3地区で実施。同じ地区のチーム同士で1試合ずつ行う。勝ったチームは、昨秋の県大会8強(星稜、航空石川、金沢商、津幡、遊学館、小松大谷、金沢学院、泉丘)を加えて行うトーナメントに出場できる。
本大会は7月23日に開幕し、決勝は8月9日に行われる。選手宣誓は遊学館の寺田敦主将が務めることとなった。遊学館は、7月23日に弁慶スタジアムで、飯田と羽咋の勝者と対戦する。
遊学館はこの夏のチーム編成はどういう形で臨むのだろう。3年生だけで最高のチームを作るのか、1・2年生も含めた最強のチームに仕上げるのか。いずれにせよ、この特別の夏を楽しんで欲しい。この夏のことは将来きっとみんなのチカラになると信じています。
地区予選
◆金沢地区 県立野球場
【7月11日】
金沢大付ー金沢桜丘(9時)
北陸学院ー石川高専(15時)
【7月12日】
野々市明倫ー金沢西(9時)
連合チームー金沢龍谷(15時)
【7月18日】
石川県工ー金沢錦丘(9時)
金沢二水ー金沢市工(15時)
【7月19日】金沢北陵ー金沢(9時)
◆能登地区 市民野球場
【7月11日】
輪島ー鹿西(10時)
鵬学園ー能登(15時)
【7月18日】
門前ー七尾(10時)
飯田ー羽咋(15時)
【7月19日】
羽咋工ー七尾東雲(10時)
◆加賀地区 弁慶スタジアム
【7月11日】
寺井ー小松明峰(9時半)
翠星ー小松市立(14時)
【7月12日】
大聖寺ー鶴来(9時半)
【7月18日】
大聖寺実ー小松工(9時半)/松任ー小松商(14時)
連合チームは加賀、金沢伏見、金沢辰巳丘、金沢向陽、宝達、穴水の6校、
小松が抽選で対戦相手がつかず、予選を免除された。