遊学館 対 小松大谷
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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遊学館 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
小松大谷 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 6 |
- (遊)半澤、山崎ー苅安
- (小)竹島、塚田ー前本
- 【本塁打】佐々木(小)
- 【三塁打】倉知(遊)、前本(小)
- 【二塁打】松村(遊)
◆第29回一年生大会 ▽1回戦 遊学館4―6小松大谷(30日・県立)
遊学館野球部第13期主将・飯田小次郎が母校に戻ってきてコーチ二年目。この飯田コーチが初めて指揮を執る初戦の相手は小松大谷。
初回、遊学館は松村の先制2点タイムリーで幸先よく流れを呼び込んだと思われたが…。
先発は秋大会・北信越大会でも投げてるエース山崎ではなく右腕の半澤。半澤は変化球のコントロールがいまひとつだったものの初回を無得点で抑えた。2回、小松大谷に1点奪われたが3回には追加点を挙げた。しかしその裏、エラーから始まった小松大谷の攻撃に半澤は捕まり、ホームランを含む三連打を浴び4失点で逆転を許す。4回に半澤の代打で登場した山崎がそのまま登板。山崎はランナーを出すもののバックにも助けられながらも要所を締め1失点で最後まで投げる。その山崎の好投に応えたいが、打線が奮わず最終回の苅安のタイムリーで1点返すが精一杯で反撃及ばず試合終了。
飯田コーチの初陣は初戦敗退と厳しい結果となった。3回の攻撃では四番安井のレフトポール際への打球がレフトスタンドに落ちたがファールの判定があった。その裏の小松大谷の攻撃ではホームラン含む4失点。これも流れのひとつであり何が起こるか分からない。練習試合の経験はあるが1年生大会というもの有観客の公式戦はまたひと味違ったのかもしれない。コーチとしてスタート切ったばかり、これから色々あると思うがひとつづつ経験を重ねて欲しい。山本雅弘元監督のイズムを継承出来るひとりであり、また、これから中川光雄新監督を支え、ともに新生・遊学館を創り上げてくのを見届けていきたい。
そして、なかなかの逸材が揃っている1年生。すでにレギュラーチームでも活躍している倉知・苅安の他にも来年にはレギュラー陣に割って入る選手も何人か見受けられた。
今シーズンも残すは沖縄遠征だけ。ゆっくり身体を労りつつも、このひと冬を越え上げて一回りも二回りも身体もチームも大きく成長し、春に会えることが非常に楽しみ。他強豪校にも決して劣っているわけではない、戦力は十分整っている。
飯田コーチの談話
「優勝を狙い戦ったが、継投、作戦などの試合運びが噛み合わず、一回も勝たせてあげられなかったことに指導者としての力不足を感じた。
ただ、この経験を活かし、来年の春・夏は必ず勝ち切れるチームを目指し選手と共に日々挑戦、進化していきます」